8月の末、まつもと市民芸術館主催のシアターキャンプの講師として長野県上田市にある犀の角というところに滞在しました。
上田は昔旅行で行ったことがあったけど、あまり覚えていなかったのですが、良いところでした。夏だからかな。
串田和美さんとのワークや犀の角のあり方を見て地方で活動することなどや人と人との関わり方とかいろいろ考えた、気がするけど毎日毎日ワークショップやクリエーションでゆったりしてはいたけど盛りだくさんでそれどころでもなかったような気がします。
長年、富士見市のキラリふじみと関わっていることもあり、地域の公共ホールについてとか、[場所]や地域とアーティストとしての関わり方、距離の置き方、良くも悪くも[場所]は人を守ってくれそうでくれないこともあること、そんな中で何かを割り切って行動してきたことなどを考えていました。そして最終的には人とのつながりだということなど。

上田期間中は私以外大御所大先輩講師陣の方々でしたが、打合せなどで私の話もとてもおもしろがって聴いてくださってやりたいように自由にやらせてくださったのがありがたかったです。上田の街をスケッチしに行ったりとにかくのびのびさせてもらえた気がします。

加藤直さんが作詞した『赤鬼と青鬼のタンゴ』で育ったので、カラオケで2回歌っておきました。
あと、スカーレットピンパーネルも歌っておきました。リスペクト。
打合せで先輩方の若い頃の話や揺れ動く社会の中でどう生きてきたか、どんな思いで作品を作っているのか、今をどう見つめているのかを垣間見せていただけたのがとても良かったと思いました。

※写真は最終日に無理矢理バッティングセンターを開けといてもらってバッティングを習っているところ。(バット持って徘徊する老人が若者に呼び止められてる図にしか見えない)