10月、いろいろあったと思って自分のために思い返す。
メモ程度なので、特になんでもないです。
10月6日、13日に神奈川県のかなっくホール企画で小学生と老人福祉施設に出向いて60分のワークショップをしてくる(一緒に踊る)をやってきました。要介護2からのお年寄り30人を相手に子どもたちは頑張った。
普段、そんなにおじいちゃんおばあちゃんに会わないから、感想で「今日のおじいちゃんおばあちゃんは怖かったです。」と書いている子もいて(個人差もあった)、そうだよな、ビビるよな、と思ったりした。普段会わない人に会うのはやっぱり怖いからこういうのは時間がかかると思った。でもこの経験は後々きっと役に立つ気がしている。

10月7日Dance New Airの屋外パフォーマンス出演。
10月1日に下見件現地リハののち。朝からダンス保育園とか盛りだくさんのワールド北青山ビル。大好きな元キノコの芽実ちゃんや茶木さんが出てたのと、木綿ちゃんが出ててモモコンやめてから木綿ちゃんのダンスが観れてとっても良かった。あと、子どもができたこれも元キノコで2014年のTogetherさ。に出てくれた岡ちゃんが踊っていて、それも胸熱でモモコンで今一緒に踊ってくれてるみつるもいてなんか時の流れとか色んなものが相まって感動的なすてきな一日だった。お天気もよすぎるくらい暑くて、キラキラだった。
ダンスニューエアー集合
10月20日には、キラリふじみダンスカフェで9月にやったワークインプログレスの『となりの誰か、向こうの何か。』をリメイク。というより、出演者も少なかったのでモチーフは一緒で大分かわった。北川さんが怪我をしているのでできる形で関わったり。
結果的には、9月のワークインよりも更に良いものになった気がしている。
戯曲にとらわれすぎてた感が9月にはあったのだが、キラリふじみの環境のせいか、そこを飛び抜けて行けた気がする。
あと、なぜだか最近いつも大雨になって今回は奇跡的に外に出た時に稲妻が。。。フラッシュダンスが映えた。

10月15日には富士見市長と面談も。多田さんと田上と館長、副館長と一緒に。多田さんがいままでやってきたことも本当にじわじわ最近思う。

10月17日は、キレなかった14才りたーんずのメンツと呑んだ。が、入れ替わりで全員集合はなかった。篠田の近況がいつも刺激的で、尊敬するし大好き。スーパー一般人の私はすごいなって思う。みんな超個性的で変すぎて観察漫画か戯曲書けそうな飲み会だった(書かないけど)。ほんと、みんなやだけど、みんな好き(ツンデレ)。
りたーんず呑み

10月はそして、観劇の月だった。書き出す。
1,DNA 黒田育世さん、スペシャルキャストによる『ラストパイ』3
2,DNA ルーシー・ゲリン『SPLIT』3
3,キラリふじみ×東南アジア舞台芸術コラボレーションvol.2『BEAUTIFUL WATER』5
4,荒雄平 『floor girl』8
5,小林勇輝『Chromosome』8
6,マームとジプシー『書を捨てよ町へ出よう』9
7,宝塚歌劇団花組公演『MESSIAH』『Beautiful Garden』10
8,BLUE TOKYO DNAスペシャルパフォーマンスゲネプロ 10
9,『ゲゲゲの先生へ』前田知大・脚本、演出 11
10,笠井瑞丈×上村なおか 『2×3』12
11,ヌトミック『ワナビーエンド』13
12,芸術祭十月大歌舞伎 夜の部 歌舞伎『宮島のだんまり』『吉野山』『助六曲輪初花桜』15
13,新国立劇場『誤解』17
14,CAT-A-TAC『マリアージュ』21
15,お茶の水女子大学モダンダンス部発表会22
16,『ソウル市民1919』24
17,RAFT オールとコンパス 花上直人 24

というわけで、宝塚歌劇団や歌舞伎からDNAのダンス、小劇場から新国立劇場、色々観ました。
BEAUTIFULWATERは、9月にダンスカフェを観に来てくれたり出演者との交流も事前にあったためかなり楽しめたし、やりたい水族館(みたいなの)すでにやられてて自由に観れる環境が良かった。
宝塚歌劇団のメサイアは最初あまり期待していなかったものの、日本物(時代物)のミュージカルは今や宝塚が一番だと思ったので、これからも日本史からいろいろ取り上げて作って欲しい。ビジュアルや構造にちょっと拒否反応もあるかもしれないけれど、もっと色んな人に観てもらいたいし、もっと宝塚の日本物は評価されるべきだと本当に思っている。(力説)
歌舞伎座は最高でした。7列目。ビバ伝統。吉野山に木ノ下歌舞伎での間野さんの狐忠信を思い出してちょっと涙しました。やはり、受け継がれる良きものに先人との対話を感じるのよね。

で、収穫だったのは、小林勇輝さん。おもしろかったなー。もしかしたら一番面白かったかも。今月観るべきものはこれ、だったな。モモコンの稽古場でもかなり力説してしまった。コスチュームを着ることへの性差別や問題意識は色々あるんだけど、それを滑稽かつ爽快にシンプルに潔く飛び越える感じが痛快で、ダンス、ニュー、エアー、だった。

あと、青年団『ソウル市民1919』は、観て良かった。多分何回か観てるのに、違った印象だったし、浮き彫りにされた差別意識とか顕著に手に取るように分かって、私が成長した(年とった)のか、時代がそうさせているのか。何度観ても発見があるのはすごいことだ。
花上直人さんはかなりファン。もう客席での心の動揺が隠せないくらい何度もしびれた。ああなりたい。スペクタクルは、あんなに小さい宇宙の中でも起こせるんだって思った。

と、いうことでインプットとアウトプットの激しい今月ですが、明日から北海道は札幌に行きます。寒いのかな。。。