この作品は、木下順二の『二十二夜待ち』という民話劇をモチーフにしました。 モモンガ・コンプレックス2年振りの新作で、強いて言えばダンスパフォーマンス的寄り合い公演です。(願望) 世界は広いと誰かがいう。 私の見ている世界はとてもとても狭くて、となりにいつも誰かが背中合わせ。 となりが誰かも分からぬまま、ぼんやりした遠くの何かを思っている。 となりの誰かとだなんて、面倒で面倒でたまらないけれど、たまにはみんなで寄り合ってただ月を待ってみたらと思う、今日この頃です。