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はじめまして、こんばんは。

5月からメンバーに加わりました、塙睦美でございます。

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今回は10月1日に出演させていただきました、帝国ホテルレストラン「ラ ブラスリー」のワンフロアを舞台としたパフォーマンスのレポートをお届けします!

本企画は【「コートールド美術館展」印象派の傑作を味わう 帝国ホテル「ラ ブラスリー」特別ディナーとダンス・パフォーマンス】と銘打って、英国・コートールド美術館よりルノワール、セザンヌ、ゴッホなどの代表作の来日を記念して催されました。

お客様には白神さん振付のダンス・パフォーマンスと併せて、「ラ ブラスリー」の八坂繁之シェフが各作品からインスピレーションを得たフルコースメニュー、ならびに本展会場である東京都美術館の学芸員、大橋菜都子さんによる絵画鑑賞のレクチャーを三位一体として味わっていただきました。

(下記URL参照)

「コートールド美術館展」印象派の傑作を味わう 帝国ホテル「ラ ブラスリー」特別ディナーとダンス・パフォーマンス

このたび生まれて初めて、白神さんと新作のデュオを踊るということで稽古期間も含め非常に緊張しましたが、とても勉強になりました。

展覧会や絵画をパフォーマンスに再構成している作品は目にする機会がありましたが、私自身がその作業を行うのは初めてで、白神さんや総合演出をしてくださった玉塚さんをはじめ、モモコンのメンバーの皆さんにもアドバイスをいただいたりして、自分の幅が一気に広がったように思います。

創作においては1つ1つのプロセスが私にとっては目新しかったのですが、自分のソロをいただいたときのやり取りが特に印象深かったです。展覧会の目玉の1つである、ゴーガンの描いた『テ・レリオア』を題材に、音楽を白神さんから頂いて、自分のソロをつくることになりました。そうしてつくったソロが白神さんに演出されていく際、振りのちょっとした付け加えによってどんどん豊かな表情が現れてくることが非常に新鮮で、興味深かったです。

同時に、音楽の持つ「一つの場を作り上げる力」についてもクリエーション中に何度も実感しました。

また、小道具をバレエ以外の踊りで使うようになったのがほぼモモコンの皆様とご一緒しはじめてからなので、毎回慣れるのが大変かつ面白く感じております。

今回も小道具の投入のしかた・扱い方で、自分が出演していながら白神さんの視点の確かさになるほど!と感動した場面がありました。

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パフォーマンス中盤、薄く透ける布を用いたシーン(ゴッホ『花咲く桃の木々』より)

 

全体として、パフォーマンス中、お客様との距離が近いことは難しくもありましたが非常に楽しく刺激的でした。

終演後のお見送りの際、お客様から直接お言葉をいただけたことなども、ありがたく、貴重な機会でした。

このような素敵な場を設けてくださった皆様、お集まりくださった皆様に感謝し、今回のレポートを締めくくらせていただきます。誠にありがとうございました。

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衣装は、おなじみモモコンの臼井梨恵さんです♪今回も、バレエのチュチュのリメイクや、ペイントなどを駆使して世界観を広げてくださいました。