白神ももこブログ

なんでも民謡化(家)、ワークインプログレス、お試しで実際に作ってみる日でした。散歩したりお店の人と話したり。
淡々とゆるやかな3人組です。そして急に大胆に何かが動き出して立ち上がる瞬間があったりして不思議だけどとても良い速度感。
見学に来てくださった方々に貴重な意見をいただいたり、収穫も沢山ありました。
私は、元々視野が狭いので、観光や歴史的に目立つ箇所ではなく、本当に小さいことにフォーカスをあてて一つずつ。ふるい石垣の上から上塗りするも塗りきれてなかったり、鉢植えがもりもり森化してたりする、お洒落になりきれない町のかわいさに気づいたり。
ゴム工場と風船屋さんとか、呉服屋さんで大相撲カレンダーをもらったり画材屋さんが紙をくれたりしました。
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民謡化2
民謡化4
絶賛『ウォールフラワーズ。』『勘違いの庭。』リハーサル中ではありますが、稽古休みの日を利用していろいろ模索できた日。
円空みたいなことをやりたい、、というぼんやりとした妄想から発生したプロジェクトで、昨年はずっとインプットをひたすらしたり、なかなか形にすることに苦戦し頭の中での模索をしてきましたが、長峰さんの空間が入って来たことでぐっと具体的になってきました。
どうやって展開させていくかが少しだけ見えてきました。
民謡化5
民謡化6

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2017年の振り返り。(どっかしら中略気味)

今年もありがとうございました。
今年は、、
1月木ノ下歌舞伎『隅田川』でソロをやらせていただき、大好きでずっと追いつけないダンサー・振付家のきたまりさんのダンスをずっとひしひしとした肌で観ていることができ、大好きな木ノ下歌舞伎メンバーとR1(ヨーグルトドリンク)と共にいた幸せな年明けでした。まだ、あれは今年だったのか、、と。
3月モモンガ・コンプレックスで『遠くから見ていたのに見えない。』を上演できました。舞台美術家の長峰麻貴さんとの共働は新しい見方ができ、未来席の設置などで幸せな客席でした。
7月は相模原の古民家で子どもたちと踊って、またモモコンメンバーの心強さを感じ、11月はSTスポットの30周年公演のショーケースでやってみたかったことに挑戦しました。振付家としてはまだまだでした。

今年は、ワークショップなどもやらせていただくことが増え、全部は記載できませんが、8月かなっくホールで小学生たちと作品を作り、松本でシアターキャンプに参加したり、色々な場所に連れて行ってもらいました。とりわけ今年は、大学生と出会う機会が多く、ありがたいことに四国学院大学や大阪追手門学院大学の集中講義をやらせていただいたり、F/Tキャンパスでワークショップをさせていただいて約4日間充実した毎日を送ったりして、自分の原点みたいなものを大学生たちと過ごすことで考えるきっかけになりました。

昨年コミュニティダンスのファシリテーター養成講座へ参加したことによって広がったつながりで新しい活動にも参加し始め石川町のカドベヤの活動を知ることもでき、自分にとってのなにかが変わり始めている気がします。

地方に行くことと旅が好きなので、今企画準備中のなんでも民謡化プジロジェクトでお祭りにも沢山いきました。

昨年から引き続き企画コーディネートさせていただいたキラリふじみダンスカフェは、今年もモモコン『パン。』に始まり、小暮香帆さん×やぶくみこさん、んまつーポスさん、荒悠平さん×大石麻央さん、タバマ企画さん、笠井瑞丈さん×松本じろさん、酒井幸菜さん×北川結さんなどに来ていただき、充実したラインナップで良いダンスと良い言葉に出会え本当にありがたいと感じました。2月は、5月に北九州で演出させていただいた太めパフォーマンスのお二人が来ます。

年明けは、2月1日〜こまばアゴラ劇場でダンス30s!!!シアターコレクションでモモンガ・コンプレックスの作品を上演します。特設サイト
1月11日にワークインプロジェクトを企画中です。また、お知らせいたします。
というわけで振り返りでした。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!

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昨日は、前にモモコンにも何度も参加してくれたダンサーで現代アートでフェスティバルなどにも多く参加しているアーティストの東山佳永さんがやっている、まちの寺子屋にゲストとして参加させていただきました。
まちの寺子屋は、大倉山の住宅地の一角にある素敵な建物の中にあって、小学生が豊かな放課後を過ごせるプログラムとして身体、自然、造形、空間のプロフェッショナルな4人のリーダーの方々と毎月一人ゲストリーダーを招いて遊びながら学んで行くスタイルで毎週2回やっているそうです。
毎月プログラムには共通のテーマがあって、「繋ぐ、結ぶ」とか「選ぶ、置く」とかとても深いワード。
今月は、「解く、許す」だそうで、佳永ちゃんに「自分の欠点をももちゃんの振付で許せるようになってほしい。」との涙ちょちょぎれるオーダーいただきありがたく引き受けたのでした。
15:00過ぎになると、小さなまちの寺子屋にランドセルを背負った子どもたちが次々に「ただいま〜」と来て、隣のカフェのもえさんが作った手作りおやつを食べたり宿題したりしており、夢のような空間が広がっていてまずもうそこに感動してしまったのでした。平和学習についてもきちんとそして分かりやすくアプローチしていて、本当に知的な空間で学ぶところが多かったです。

私には、「すごいなー」と尊敬できる友人が何人もいますが、彼女もそのうちの一人で、世界を自分の目で見つめ、良く考え、新しい仕事を作り出している人だと思いました。

私の動きのワーク。男の子たちが攻撃ごっこ?してたので、それに便乗して離れたところから気だけで白神を倒すゲームを始め、全員でどうやったら白神を倒せるのか会議してもらい、やってもらったりしました。(この会議が真剣すぎて笑う)
その後、寸止めで攻撃されても暖簾に腕押しで笑いながら戻ってくる遊びやアナ雪ごっこ(オリジナル氷おにで氷にされた仲間を助けるために横並びで相手を真似しながら動かす)というのをやりました。
これは、最近私の中で流行っている寄り添うダンスというのから着想があり、横並びでどうやって相手と感じ合えるか、というもので、子どもたちが一生懸命となり合って友だちを解かすときの合わせ方が上手でその優しい感じが泣けました。
最後は、自分の好きな場所と嫌いな場所にシールを貼り、3枚目は友だちの良いところにシールを貼ってそれを見せながら踊りました。みんなとても素敵でした。
注文に答えられたかどうか、、、という感じでしたが、その後も外で新しい氷おにをしてくれて嬉しかったです。

大倉山を後にしてその後は、母校桜美林大学でOPALのダンス公演を観てきました。木佐貫先生の愛を受けて自由にのびのび精一杯踊る後輩たち(誰一人もう知らないのだけど)を観て感動したのでした。
愛のある学び舎に縁のある一日でした。

まちの寺子屋についてはコチラ↓
http://ookurayamakko.blogspot.jp/2016/04/blog-post_15.html

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本

最近、立て続けに本を買っている。
宮崎でんまつーポスと行動して高橋るみ子先生とお話していて、あー、これ大事だなって思って、かつ、やろうとしていることのヒントがありそうで勉強し直そうと思って買った松本千代栄先生の本となんとなくチェコの戯曲ってどんなかな、と思って買った二冊。
一貫してなさそうで、私の中では繋がってると思っているのだけど、どう関係しているのか線で繋ぐなにか、言葉を探している感じ。

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ヒントはいつもふとしたところ。

4月からぽつぽつ考えていてなんでも民謡化(家)について。
民謡的要素を使ってどうすれば現在にもその民謡的機能を見いだせるのか、をずっと考えている。(ざっくりだが、民謡的要素とは、お国自慢や土地の情景、歴史的背景などが歌に入っている。民謡的機能→その歌が商人たちを通して移動して別の土地に伝わり土地と土地をつなぎ、芸者などによっててオリジナルに定着していったりした)

先日、F/Tキャンパスというフェスティバル/トーキョーの一環で大学生たちが理論・評論、文化政策、実技それぞれのワークショップを受けて観劇をして、、という朝から晩まで芸術について考えるという企画の講師として3泊4日大学生らと過ごしました。
地方の大学から来ている学生もいれば都内の大学に通っていて地元が地方の学生など出身地がバラバラ。
ある学生の感想でもあった、交流会でわいわい話している時に、今いる(大学などがあって今住んでいる)場所や出身地の自慢をそれぞれがしていて、それが楽しかった。
というのを聞いて、(実際私も交流会の時にその会話に参加していたのだが)たしかに、あーこれが東京なのかもしれない、とか漠然と思い、面白く感じた。
青森県出身の子が今は香川の大学にいて、東京でりんごとうどんの自慢をしている、とか。
ここになにかしらのヒントがあると感じてはっとした。
何気ない楽しい会話の時間のそこに着眼して面白いと感じた、と感想を言う学生の感性も素晴らしいと思った。

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稗搗節(宮崎県)

たまたまですが、宮崎のダンスカンパニー、んまつーポスさんのワークショップで宮崎県の椎葉村に行きました。
椎葉村は日本三大秘境の1つらしく、とても美しく山深いところでした。
椎茸が美味しい。
後々から、民謡辞典を調べて椎葉の名は有名な稗搗節に登場することが分かり、これからは仕事で行く場所の民謡を調べて行こうと思いました。
山深いため、米ではなく稗ができ、稗を臼で搗いた時に歌ううたで、平家の那須大八と平家の鶴富姫との悲恋も歌われていて、ドラマを感じます。
民謡で義経千本桜や平家物語が追えるのかな、とぼんやり。
飛行機で移動できちゃう今は旅はワープで線というより点だな。

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ひょうげまつり2


最後の御神輿ごと、みんなでざぶんする様子。
しょうもない感じに見えますが、ここに何かしらの明るくあっけらかんとした力を感じたりするから不思議。

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これは出発時。わりときれいだが最終的にぐずぐずになる。

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運ぶものも全てお手製ですぐ壊れそうなもの。
脇にさす刀もカボチャとずいき。(終わる頃にはぐにゃぐにゃに)
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町人の衣装と持ち物。ふさふさはたまに投げる。

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たぶん、帝的な人。

これからの立ち振る舞いとしていろいろヒントを得た。

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郡上おどりとひょうげまつり

8月の14日、前日のかなっくホールでの子どもワークショップ(小2〜中3までいたカオス)『僕らの劇場』の怒濤の発表会を終えてすぐに西井さんと決断して郡上おどりに。
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郡上八幡までは昼の新幹線で行けば18:30くらいまでに着く。
踊る前に腹ごしらえを、と思って入った店で偶然昔可児の市民劇でお会いした方に出会い、いろいろ教えてもらっていきなり参入。

狭い道(多分東海道とかと同じ幅)、の十字路の部分にお囃子の山車が置かれそこを中心に細長い十字の輪を作って踊る。

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『げんげんばらばら』『郡上甚句』などを踊り、やはり盛り上がるという『春駒』の時は曲がかかった途端にわ!っと沸いた。

細い道に2〜3重の輪が細長く作られるので前も後ろも右も左もかなり人が近い。近いけれど東京から来たからとか地元の誰とか浴衣などを着ていないとかあんまり関係なしに皆で踊っていて、ある意味バリアフリーな印象を受けた。
誰でも入れる許容をもち単純だが熱中できる踊りの中に、農民の強さやそこにいる人々の揺るぎない強さを感じた。おどりがあるから強いのか、強いから誰でも入れることができる許容と揺るぎない自信があって踊るのか。昔は武士もお忍びで身分を隠して踊りに来ていたとかいないとか。
どちらにせよ、農民の力強さを感じた。

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農民発祥のおまつりでもう一つ。
9月10日に香川県浅野のひょうげまつりへ。
具体的に踊りはないが、顔は元が分からないくらいふざけた化粧をし、米袋やぬか袋でできた裃や前掛けをして、鎧の代わりに里芋の葉や日本刀の代わりにずいき(芋の茎)とカボチャ(柄にする)を腰にさしており、武士や権力者を痛快に風刺したオモシロ祭だった。
全てハリボテ。
馬も御神輿も竹や葉っぱや藁などのその辺にありそうなチープさで作られている。
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参加者は、午前11:00頃から集まってひょうげうどんという婦人会お手製のうどん(200円で一杯おかわり可能)をわいわい食べた後、酒を飲んだりしてだらだら待ち、子ども(巫女さん)の支度が終わると順番に化粧をして衣装(紙)をつける。

誰だか分からない匿名の武士や町民や神主などになり行列をつくって練り歩く。
最後に御神輿がやってきて、この御神輿がかなり暴れつつふざけながらもお世話になった方の前でわっしょいする。
練り歩いた末、新池という池に御神輿をぶち込んで終了する。ぶち込むという言葉が似つかわしい感じにただただ勢い良く御神輿ごと池に入る。なんでもないがとても痛快かつばかばかしい感じで笑える。
神さまもびっくり。水の神さまありがとよ!!!みたいな。
ぶち込み動画
それもこれも、このお祭りの由来を聞くとなっとく。
この土地は気候は穏やかで良いのだが毎年深刻な水不足に陥る地域で(今も良く水不足になるけど)、農作物のために矢延平六という技術者が農民たちとため池を作った。→農民たちは矢延平六をとても慕っていた。→高松城を水攻めにするんじゃないか?という戯言が広まる。→矢延平六は徳島に追放されてしまう。
ということで、矢延平六を慕っていた農民たちは彼を偲ぶために始めたが矢延平六の為と言えず隠すために派手な化粧をし、わざとひょうげ(おどけ)たのではないか、と言われているそうな。
と、いうエピソードを地元の小学生たちが寸劇で発表するのも見られる。
今では水と豊作に感謝したお祭りだが、武器が野菜だったり見るからに紙で出来たものだったりするのを見てポリシーを感じる。今一番必要なお祭り。
武器で戦わず、ひょうげて油断させることは、私が思う踊りのスタンスと似ていてとても親近感が湧く。
お隣の仏生山では松平の大名行列は、かなりきらびやからしくそことの対比も面白いと思った。
写真を後ほどもう少し詳しくアップしようと思う。

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8月のこと

8月の末、まつもと市民芸術館主催のシアターキャンプの講師として長野県上田市にある犀の角というところに滞在しました。
上田は昔旅行で行ったことがあったけど、あまり覚えていなかったのですが、良いところでした。夏だからかな。
串田和美さんとのワークや犀の角のあり方を見て地方で活動することなどや人と人との関わり方とかいろいろ考えた、気がするけど毎日毎日ワークショップやクリエーションでゆったりしてはいたけど盛りだくさんでそれどころでもなかったような気がします。
長年、富士見市のキラリふじみと関わっていることもあり、地域の公共ホールについてとか、[場所]や地域とアーティストとしての関わり方、距離の置き方、良くも悪くも[場所]は人を守ってくれそうでくれないこともあること、そんな中で何かを割り切って行動してきたことなどを考えていました。そして最終的には人とのつながりだということなど。

上田期間中は私以外大御所大先輩講師陣の方々でしたが、打合せなどで私の話もとてもおもしろがって聴いてくださってやりたいように自由にやらせてくださったのがありがたかったです。上田の街をスケッチしに行ったりとにかくのびのびさせてもらえた気がします。

加藤直さんが作詞した『赤鬼と青鬼のタンゴ』で育ったので、カラオケで2回歌っておきました。
あと、スカーレットピンパーネルも歌っておきました。リスペクト。
打合せで先輩方の若い頃の話や揺れ動く社会の中でどう生きてきたか、どんな思いで作品を作っているのか、今をどう見つめているのかを垣間見せていただけたのがとても良かったと思いました。

※写真は最終日に無理矢理バッティングセンターを開けといてもらってバッティングを習っているところ。(バット持って徘徊する老人が若者に呼び止められてる図にしか見えない)

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7、8月の予定もろもろ

7月と8月の予定を書き出しました。(写真は関係ありません)
ちなみに今日は、アートファームさんの「海の劇場・学校でひらく舞台芸術教室」という企画で岡山の小串小学校でのワークショップ。
13日には発表があり、その最後の授業でした。
小串小学校は今年で2年目で、2年続けて同じ小学校の子どもたちに会えることができるのは、人見知りの私としてもとてもありがたく、子どもたちの成長が見れたり先生方との信頼関係が築けるのでとてもありがたいです。

7月
13日 「海の劇場・学校でひらく舞台芸術教室」小串小学校と朝日小学校の合同発表会 ワークショップ

21〜24日 文学座 なつやすみこどもフェスティバル
『かぐや姫/ねずみの嫁いり』振付
https://ameblo.jp/akaoni2012/

30日
『夏の日のダンスパフォーマンス〜古民家のなかのモモンガ・コンプレックスwith kids〜』
http://hall-net.or.jp/news/2611/

8月
1〜13日
僕らの劇場2017『美術作品から動きを考えよう!夏休みダンス作品に挑戦!』
ワークショップ講師。13日に発表あり。
http://kanack-hall.info/event/【募集中】僕らの劇場2017「美術作品から動きを考/

5〜6日(香川公演)、19日(新潟公演)
ノトスラボ『三人視舞』演出:仙石桂子
振付。
http://kuromame4.hatenablog.com

8月後半
まつもと市民芸術館主催のシアターキャンプに講師として参加予定です。

今年の夏はワークショップが多めですが、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
(アイキャッチの写真はなにも関係ありません。2013年の『私たちと棒』という公演でOLみたいな格好をしてたなーという楽屋での写真)

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