4月からぽつぽつ考えていてなんでも民謡化(家)について。
民謡的要素を使ってどうすれば現在にもその民謡的機能を見いだせるのか、をずっと考えている。(ざっくりだが、民謡的要素とは、お国自慢や土地の情景、歴史的背景などが歌に入っている。民謡的機能→その歌が商人たちを通して移動して別の土地に伝わり土地と土地をつなぎ、芸者などによっててオリジナルに定着していったりした)

先日、F/Tキャンパスというフェスティバル/トーキョーの一環で大学生たちが理論・評論、文化政策、実技それぞれのワークショップを受けて観劇をして、、という朝から晩まで芸術について考えるという企画の講師として3泊4日大学生らと過ごしました。
地方の大学から来ている学生もいれば都内の大学に通っていて地元が地方の学生など出身地がバラバラ。
ある学生の感想でもあった、交流会でわいわい話している時に、今いる(大学などがあって今住んでいる)場所や出身地の自慢をそれぞれがしていて、それが楽しかった。
というのを聞いて、(実際私も交流会の時にその会話に参加していたのだが)たしかに、あーこれが東京なのかもしれない、とか漠然と思い、面白く感じた。
青森県出身の子が今は香川の大学にいて、東京でりんごとうどんの自慢をしている、とか。
ここになにかしらのヒントがあると感じてはっとした。
何気ない楽しい会話の時間のそこに着眼して面白いと感じた、と感想を言う学生の感性も素晴らしいと思った。